エアガン

2026/02/26

ロシア初の自動小銃を電動ガンで初再現「S&T SVT-40 G3電動ガンリアルウッド」

 

SVT-40を電動ガンで初めて再現!

 

 第二次世界大戦後の1949年、西側諸国よりも早くアサルトライフルのAK47を制式採用したソ連は、自動小銃においても他国に先駆けてSVT-40を1940年に制式採用した。

 

 

誕生当時としては異例のサイドポートタイプのフラッシュハイダーを採用。バレル下にはバヨネットラグとクリーニングロッドが装着されている

 

キャプショどことなくAK47に似たフロントサイトとガスブロック周辺の形状。ガンブルー仕上げの表面はあえて粗さを残しており実銃の雰囲気が感じ取れる

 

SVT-40のアイコンであるガスバイパスからレシーバー方向に延びるガスチューブとバレルを覆うように備わるバレルジャケット

 

 SVT-40は制式小銃であったボルトアクションライフルのモシンナガンと同じ7.62mm×54R弾を使用し、MP44やFN FAL、64式小銃と同じガス圧利用のティルティングボルトによる作動方式を採用。セミオートオンリーで着脱式マガジンの装弾数は10発。製造期間は2年足らずにもかかわらず約140万挺製造され、歩兵用としてだけではなくPUスコープを装着してスナイパーライフルとしても活用された。同時期に登場したドイツの自動小銃G43はSVT-40を参考に作られ、第二次世界大戦後に制式採用されAK47と同じ中間弾薬(インターミディエートカートリッジ)を使用するSKSカービンの原型となった。
 

 

バレルジャケットまで延びたスリムな木製フォアエンドはモシンナガンを彷彿とさせる。アッパーハンドガードには冷却用のポートが開けられている

 

モシンナガンやAK47などソ連製小銃の伝統といっても過言ではないタンジェントタイプのリアサイト

 

ボルトが露出したシンプルなデザインのレシーバー。ボルトハンドルはAK47と同じくボルト右側に装着されている

 

実銃は二又状のマウントベースが備わったPUスコープをレシーバー左右に設けられたレールに挟み込むようにして固定する

 

ボルトを後退させるとホップアップ調整用のダイヤルにアクセスできる。ホップチャンバーはロータリー式を採用している

 

 エアガン化されたソ連の小銃といえばAK47かモシンナガンが圧倒的に多く、SVT-40は歴史的に重要な小銃ではあるものの知名度が低く、今までエアガン化されることはなかった。そんなSVT-40をS&Tは電動ガンで初めて再現した。モーターを横置きにしたギアボックスを採用することで極力デフォルメせずにボルトが露出したオープントップのレシーバーをはじめサイドポートタイプのフラッシュハイダー、放熱孔が開けられたバレルジャケットなどリアルに再現。軍用銃らしい合理的な設計のコントロールレバー類も実銃同様となっている。

 

マガジンキャッチは可倒式でマガジン交換時はPPsh41と同じようにレバー部分を起こして交換する

 

トリガー後方左側に設けられたスイング式のマニュアルセーフティはトリガーを直接ロックする合理的なデザイン

 

モシンナガンに比べて構えやすい木製ストック。スリングスイベルはストック下部に設けられている

 

マイナスネジの形状をしたロックレバーを回してバットプレートを外すとバッテリーコンパートメントにアクセスできる

 

実銃では7.62mm×54R弾が10発装填できるマガジン。BB弾の装弾数は90発

 

 ボルトアクションライフルのようなストックは実銃と同じく木製。ギアボックス内部には最新のG3電子トリガーシステムが搭載されている。AK47やモシンナガン以外のソ連製小銃のエアガンは貴重な存在であり、サバイバルゲームはもちろんコレクションにも最適だ。

 

 


 

S&T
SVT-40 G3電動ガンリアルウッド

 

DATA

  • 全長:1,210mm
  • 重量:3,130g
  • 装弾数:90発
  • 価格:¥79,200
  • お問い合わせ先:UFC
  • e-mail:wholesale@ufc-web.com

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2026年3月号に掲載されたものです。

 

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