エアガン

2025/12/07

KS-1をトイガン化した初のモデル「VFC KAC L403A1ガスブローバックガン(JP ver.)」

 

ナイツアーマメントSRシリーズ トイガンピックアップ

 

イギリス陸軍が採用したSRシリーズの最新モデル

 

 

 1980年代以降、L85A2/A3やL119A1/A2(コルトカナダC7=M16A3)を使用してきたイギリス陸軍とイギリス海兵隊は、それらに代わる小銃(AIWS=オルタナティブ・インディビデュアル・ウェポン・システム)の一環として2023年、ナイツアーマメントのKS-1をL403A1の名称で制式採用した。L403A1はイギリス陸軍特殊作戦旅団(ASOB)に配備されており、将来的にL85A2/A3に代わる可能性を秘めている。ナイツアーマメントのKS-1はSR16の最新バージョンで、13.7インチディンプルドヘビーバレル、ストレートタイプのガスチューブ、M-LOK仕様の URX-6フリーフロートハンドガード、アンビコントロールレバー、E3ボルトなどが採用されている。ちなみにKSは「ナイツ・ストーナー」の略称である。

 

マズルにはクイックデタッチ・カップリング・フラッシュハイダーが装着されている

 

ナイツアーマメントのロゴが入ったフリップアップ・フロントサイト

 

ベース部分が小型化された最新のフリップアップ・リアサイト

 

KS-1の特徴である13.7インチのディンプルドヘビーバレルをCNCアルミ削り出しのワンピースタイプで再現

 

 

ワンポイントスリングやQDスリングスイベルが装着できるレシーバーエンドプレート

 

LMTスタイル6ポジションバッファーチューブにはB5スタイルストックを装備

 

実銃に採用されているPMAGをイメージしたV4ガスマガジン。装弾数は30発

 

チャージングハンドルもアンビタイプが採用されている


 

レシーバーにはナイツアーマメントとの正式契約により実銃同様の刻印が施されている

 

ロアレシーバー右側にもナイツアーマメントの刻印が施されている。マガジンキャッチ周辺のリブの形状が従来モデルと微妙に異なっている

 

左側のセレクターレバーは指掛け部分がスリムで長くなった新型が採用されている

 

セレクターレバー、マガジンキャッチ、ボルトキャッチはすべてアンビ仕様。E3仕様とはボルトキャッチの形状が異なっている


 VFCはL403A1をナイツアーマメントとの正式契約によりガスブローバックガンで再現。特徴的なバレルはもちろんハンドガード、レシーバーの刻印、アンビコントロールレバーなど忠実に再現。さらにショートエンドグリップ、B5スタイルストック、PMAGスタイルグリップなどが標準装備されている。VFC EVO AR GBBシステム、新型TDCホップチャンバー、新規デザインのV4ガスマガジンが採用されている。KS-1をトイガン化したのはこのモデルで初であり、リアルなディテールに加えて最新のガスブローバックライフルらしい撃ち応えが体感できる。

 

側面がフラットなユニークな形状のビーバーテイル付きショートエンドグリップ

 

ハンドガード上部の凸部分がアッパーレシーバー上部の凹部分に入り込むことでハンドガードの固定を強固なものとしている

 

軽量で汎用性に優れるM-LOK仕様のURX6フリーフロートハンドガード

 

 


 

VFC
KAC L403A1 ガスブローバックガン(JP ver.)

 

DATA

  • 全長:790mm/870mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,730g
  • 装弾数:30発
  • 価格:¥106,700
  • お問い合わせ先:VFC JAPAN

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年12月号に掲載されたものです。

 

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