エアガン

2025/12/05

品質管理を徹底した新ブランドBB弾!「NOROSHI BB弾」

 

安い!高品質!よく当たる!
品質管理にこだわったBB弾が登場

 

 

 2025年11月、狼煙(NOROSHI)という新ブランドのBB弾が産声を上げた。エアガン業界におけるBB弾界隈はまさに有象無象の戦国時代。そんな中、最後発でリリースされたこのBB弾の特徴について紹介していきたい。

 

 まず、最大のセールスポイントは徹底した品質管理である。BB弾はどこのメーカーも徹底した品質管理のもと生産されているが、狼煙は一味違う。言うまでもないが、厳しい品質管理のもと製造されていることは他のメーカーと同様であるが、発送時期と保管方法に特徴がある。BB弾は高温下にさらされると膨張し、命中精度や飛距離の低下を引き起こし、最悪の場合はマガジンやインナーバレル内で弾詰まりを起こしてエアガンを故障させてしまう原因にもなる。ここに狼煙は注目した。船便での輸入の時期に関して、夏を避けることで、高温下における輸送時の膨張を未然に防ぐことに成功。加えて、保管場所にもこだわりがある。適切な温度管理が求められる薬品などの保管に最適な高出力の冷房設備完備の倉庫内でBB弾を保管するため、夏場であっても変形などのリスクが少ない状態で消費者に届けることができる。

 

 BB弾の表面は水研磨技術を用いて丁寧に処理がされているため、どのメーカーのマガジンであっても弾上りに問題はない。価格も比較的安価に設定されており、集弾性テストの結果も良好。狼煙はすべてのサバゲーマーにとって理想的なBB弾といっても過言ではない。

 

NOROSHI BB弾0.20g 5,000発入り(¥1,980)

 

NOROSHI BB弾0.25g 4,000発入り(¥2,029)

 

NOROSHI BB弾0.28g 3,500発入り(¥2,200)

 

歪みのない表面は水研磨技術を用いて丁寧に処理を行なうことで、良好な弾上がりを実現。ホップアップシステムとの相性もよく、次ページにて行なった集弾性テストでは品質に関する問題点は感じられなかった

 

お問い合わせ先:小林産業株式会社 TEL0475-71-3292

 


 

 ハンドガンを使った集弾性テスト 

 

ハンドガンでの集弾性テストは東京マルイのG17 GEN5 MOSを使用。8mの距離からそれぞれの重量に適切なホップアップをかけてテストを行なった

 

0.20gでの結果。コスパのいい0.2gであっても8mの距離であれば素晴らしいアキュラシーを記録した。サバゲ以外にもシューティングマッチでも充分活用できるレベルにある

 

0.25gでの結果。0.2gに比べて上下のばらつきも抑えられた結果になった。この距離でこれだけのアキュラシーが確認できれば、実戦で投入しても問題がない

 

0.28gでの結果。よりまとまった集弾性となった。重量弾ではあるが、しっかりホップアップが効き、安定した弾道を確認することができた

 


 

 ライフルを使った集弾性テスト 

 

ライフルを使った集弾性テストでは東京マルイの次世代電動ガンHK416デルタカスタムを使用。距離は10m、20m、30mで計測。ヒューマンエラーを少なくするために、テーブルにレスト台を乗せた状態での託射撃でテストを実施。銃にはノーベルアームズの「ABSOLUTE 1624 IR CQB」を装着し、検証ごとに適切なホップアップになるように調整後、ゼロインを行なった

 

0.20g弾での結果。ほぼすべての弾が中央部分に集弾した。近距離であればワンホールショットも可能な性能である
0.25g弾での結果。よりアキュラシーが向上し、同弾も目立つようになった
0.28g弾での結果。左右、上下のばらつきはほぼ見られない。狙ったところにほぼ着弾する感じだ

 

 

 20mでの結果 

0.20g弾での結果。ほぼ同じパターンで着弾している。これは弾が常に同じ品質であることを表している
0.25g弾での結果。上下のグルーピングが非常に良好な結果となった。常に同じ軌道のため当てやすい
0.28g弾での結果。重量弾らしいアキュラシーを実現。この距離であっても、ほぼ全弾が中央付近に集弾している

 

 30mでの結果 

0.20g弾での結果。この距離であっても全弾命中。アキュラシーもサバゲユースであればまったく問題ない
0.25g弾での結果。全弾マンターゲットに着弾。上下のグルーピングは非常に良好であり、サバゲではヘッドショットが充分に狙える精度である
0.28g弾での結果。他の重量と同様に全弾命中。上下左右のばらつきが最も抑えられており、精密な射撃が求められるシチュエーションであっても充分に応えてくれる性能を有している

 

 

TEXT:風見れん

 

この記事は月刊アームズマガジン2026年1月号に掲載されたものです。

 

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