2025/12/08
M16シリーズの始祖となった2モデル「CGS T8 SP SYSTEMS COLT XM16E1 LS&COLT M16A1 LS ガスブローバック(COLT Licensed)」
M16の試験採用型と制式採用型をガスブローバックガンで再現
ベトナム戦争ではアメリカ陸軍を中心に使われたM16A1だが、実際に初めてM16A1の前身であるAR-15(M601)をM16という名称で制式採用したのはアメリカ空軍だった。アメリカ陸軍は当初M16に対して懐疑的で、ボルトフォワードアシストノブを装着することにこだわった。その後、実戦を経てM601を改良したM602が登場し、アメリカ陸軍にはボルトフォワードアシストノブを追加したモデル(XM16E1)が提案され、アメリカ陸軍は制式にコルトに対してこのモデルを発注した。
XM16E1はM16A1へ移行するまでの過渡期モデルとして位置付けられ「ベトナムモデル」と呼ばれることが多い。このモデルをさらに改良したのが最もよく知られているM16A1(M603)である。
CGS T8 SP SYSTEMSはXM16E1、M16A1をガスブローバックガンで再現。一見すると同じように見える両銃だが、ハイダーやレシーバー、ストックなどの細かな違いが忠実に再現されている。モデルガン的な楽しみ方ができる一方で、内部にはCGSメカニズムをベースとしてワンランク上の作動性・耐久性を追求したLS(LIGHTNING SERIES)ブローバックメカが搭載されている。
M16の歴史、ひいてはアメリカ軍の歴史を物語る上で欠かせない初期型モデルとしてのコレクションはもちろん、ベトナム戦争当時を再現するコスプレアイテムとしてM16が欲しかった方にもこのモデルはお薦めだ。
CGS T8 SP SYSTEMS
COLT XM16E1 LS&COLT M16A1 LS ガスブローバック(COLT Licensed)
DATA
- 装弾数:22発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2026年1月号に掲載されたものです。
※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

