2025/12/04
メーカー純正レアモデルをモデルガン化!「タナカ SIG P229 .357SIG “ウォームシルバーコーティング” Evo2オールHWモデルガン」
希少なサテンニッケルメッキモデルをイメージ
![]()
.357口径のP229といえば、アメリカの大統領を警護するシークレット・サービスや連邦航空保安局が制式採用したことで有名。中でも、2001年の同時多発テロ事件以降、アメリカ上空を飛行する旅客機には、1名以上の武装した連邦航空保安官(エアマーシャル)が搭乗しているとされ、より身近な存在と言えるかもしれない。
エアマーシャルの場合、当初は跳弾しにくい弾薬を使っているという話もあったが、今ではスピアのゴールドドットなどの一般的なホローポイント弾だという。実際、機体に当たって穴が開いたとしても、銃弾サイズ程度では緊急減圧などは起きないのだそう。現在、エアマーシャルには9mmのグロックが支給されているらしいが、まだ多くの.357口径のP229も使い続けられているという。
そのエアマーシャルも装備する.357口径のP229のトイガンを作っている日本のメーカーはタナカのみだ。そして、今回そのタナカが発売するP229は、ニッケルメッキのつや消しサテン仕上げをイメージしたモデル。
![]()
ステンレス材が採用された当初は、美的観点からステンレスそのままのシルバーモデルより、全体を統一したマットなシルバーに仕上げたニッケルメッキモデルの方が好まれ、少数が作られたという。そのため現在、中古市場では高値で取引されているとされる。
タナカは、ブローバック・モデルとして強度の必要なバレル以外をオールヘビーウエイト仕様とすることで重量感を確保。その上で、デザートイーグルやP226でも好評だった温かみのある色調の「ウォーム・シルバー塗装」によって、ニッケルメッキのような質感を再現した。
快音トップを装備した、特徴的なボトルネックの.357 SIG弾を模したエボリューション2カートリッジを使った快調なブローバックはそのままに、レアモデルの魅力をまとったP229をぜひコレクションに加えて欲しい。
![]()
タナカ
SIG P229 .357SIG “ウォームシルバーコーティング” エボリューション2オールヘビーウエイトモデルガン
DATA
- 全長:178mm
- 全高:137mm
- 全幅:37mm
- 重量:685g(カートリッジ含まず)
- 装弾数:10発
- 価格:¥45,980(2025年12月中旬発売予定 .357SIG Evolution2快音カートリッジ5発付き)
- お問い合わせ先:タナカ
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:れお/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2026年1月号に掲載されたものです。
※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

