2026/03/27
バーチャルホビーフェス2026 と 新製品 と 【その4】
こんにちは。タナカワークスの中の人です。
2026年3月20日(金・祝)よりバーチャルホビーフェスが開催されています。
未発表の「新製品」です。
動画の補足なのでご覧になってからお読みください。
『新型ルガーP08ガスガン(仮称)』
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(※写真は試作品です)
初回の発売は1991年。今から約30年前になります。
細身のスタイルでブローバックを実現したモデルで、「当時としては」非常によく出来た製品でした。
とはいえこの時代、エアソフトガン全盛期でモデルガンはまさに風前の灯。
そうした状況の中で、いかにリアルなメカニズムを再現しつつガスブローバックとして成立させるか、設計側はかなり試行錯誤していたのだと思います。(このあたりの思想は、現在の弊社製品にも通じる部分があります)
で、このP08ガスガン。ロングセラーでしっかり売れているモデルではあるのですが、生産数自体はそれほど多くありません。(弊社の規模的なものもあるのですが……)
かく言う中の人も、入社前は「売れるならもっと作ればいいのに」と思っていたのですが、実際はそう単純な話ではありませんでした。
パーツ点数が非常に多く、手作業の工程も多い。とにかく手間がかかるモデルなんですね。
実銃でも製造の手間からP08からP38へ移行した経緯がありますが、ある意味、タナカ社内でも似たようなことが起きている状況です。
さらに設計自体も古く、現代のガスブローバックガンと比べると見劣りしてしまう部分があるのも事実でした。
「中の人」としても以前から「そろそろリニューアルしませんか?」とは言っていたのですが、「売れているんだからこのままでいいじゃないか」という、なんとも言えない理由で長らく据え置きに……。
ただ、世代も変わり、サバイバルゲームを実際に楽しむ若いスタッフも増えてきたことで、「本当にこれでいいのか?」という声が上がり、ようやく重い腰が上がった、という流れです。(若い力重要ホントに)
今回のリニューアルは、どちらかと言えばネガティブ要素の解消からスタートしていますが、せっかく手を入れる以上、現行のガスブローバックガンとして通用するレベルまで引き上げる方向で進めています。
具体的には、
・実射性能の向上(可変HOPの採用)
・コック状態でないと装填できないマガジン構造の見直し
・外観のアップデート
・耐久性の向上
といった点を中心に改良を行っています。
また同時に、社内での製造工程における負担軽減も意識しつつ、可能な限りリアルなメカニズムは残す、というバランスで設計を進めています。
……と、そんなことをやっているうちに、ネガ潰しの範囲に収まらず、結果的に作動機構そのものにも手が入ることになり、気が付けば大幅リニューアルと呼べるレベルにまで発展しています。実にタナカらしい流れです(自虐)
その影響もあり、従来モデルとの互換性については一部変更があります。
現時点で確定している点として、従来のマガジンは本製品では使用できません。
一方で、新型マガジンはボトム部分を交換可能な構造とし、実銃同様に様々な素材での製作が可能となっています。これにより、バリエーション展開もしやすくなる見込みです。
コックしてからでないと装填できないマガジン構造については、一部のエアガンショップで「これで練度が分かる」なんて言われていたとかいないとか(笑)
……とはいえ、さすがに現代の製品としては使い勝手の面で気になる部分でもあったため、今回のリニューアルでこの点も解消しています。
また、P08の特徴の一つでもあるストック装着機構についても見直しを行っています。
従来は基部が樹脂製でしたが、今回は別体構造とし、基部のみ亜鉛ダイカストで製作。実銃の構成を踏まえつつ、強度面も考慮した仕様へと変更しています。
あとはフロントサイトが別体になったりと細かいことも色々進めています。
万全の状態でお届けしたいこともあり、実射テストをはじめ各種検証を進めている関係で、発売時期についてはややお時間をいただく可能性があります。
こちらも続報をお待ちください。
(※ このモデルについて現段階で発表できる内容は以上です。お問い合わせいただいても詳細はご案内致しかねます。お問い合わせはご遠慮くださいますようお願い致します。)
